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ア レ ル ギ ー 科
アレルギー科では、花粉症、喘息、アトピー、蕁麻疹(じんましん)などアレルギー症状や疾患を全般にわたって保険診療で行います。
湿疹、じんましん、かゆみ、アレルギーが疑われるといった症状がある場合はお気軽にご相談ください。
診 察 の 流 れ に つ い て
初診の患者様につきましては、まず問診票にご記入をお願いしています。具体的には、現状みられている症状、気になる部位、同様な経験を過去にしたことがあるかなどのご記入になります。
その後、診察室にて問診票などをもとにして、視診、触診を行いながら原因を調べていきます。その際に必要があれば専門病院へ紹介します。
次のような症状がある場合はご相談ください
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アトピー性皮膚炎
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金属アレルギー
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湿疹
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花粉症
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痒み
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じんましん
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気管支喘息(小児・成人)
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アレルギー性鼻炎
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その他アレルギー性疾患
舌 下 免 疫 療 法
スギ花粉症やダニアレルギー性鼻炎の治療法のひとつに、アレルゲン免疫療法があります。
アレルゲン免疫療法は、100年以上も前から行われている治療法です。
主には、アレルゲンを含む治療薬を皮下に注射する「皮下免疫療法」が行われていますが、2014年より治療薬を舌の下に投与する「舌下免疫療法」が登場し、自宅で服用できるようになり、治療が受けやすくなりました。
「舌下免疫療法」は、スギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎と確定診断された患者さんが治療を受けることができます。
期待できる効果
数日で効果のでるような治療ではなく、3~5年の長期にわたり正しく治療が行われると、アレルギー症状を治したり、症状をおさえる効果が期待できます。症状が完全におさえられない場合でも、症状を和らげ、アレルギー治療薬の減量が期待できます。舌下免疫療法の有効率は80%以上ですが、10~20%の方に効果が少ないとの臨床結果も出ております。
治療開始時期
スギ花粉症に対して、舌下免疫療法を始める場合は飛散する3ヵ月以上前の6~12月頃を目安に開始します。安全性や効果の観点から、花粉が飛散している時期には行えません。詳しくは診察の際にご説明させて頂きます。
服用方法
治療薬を舌の下に置き、おくすりごとに定められた時間保持したあと、飲み込みます。その後5分間はうがい・飲食を控えます。初めての服用は、医療機関で医師の監督のもと行い、2日目からは自宅で服用します。
治療が受けられない方
対象のアレルギー(スギ花粉症、ダニ)ではない方
重度の気管支喘息や癌の治療中または経過観察中の方
治療に注意が必要な方
アレルゲンを使った治療や検査によってアレルギー症状をおこしたことがある方
気管支喘息の方
65歳以上の方
妊婦の方、授乳中の方
抜歯後や口の中の術後、または口の中に傷や炎症などがある方
重症の心疾患、肺疾患及び高血圧症がある方
他に服用中のおくすりがある方(非選択的β遮断薬、三環系抗うつ薬、モノアミンオキシダーゼ阻害薬<MAOIなど>)
全身性ステロイド薬の投与を受けている方
対象以外のアレルゲンに対しても反応性が高い方
費用について
3割負担の方で毎月、診察代と薬代を合わせて2,000~2,500円程度の自己負担があります。またその他、検査等があれば別途費用がかかってきます。
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